2011年5月14日土曜日

大護八郎著「石神信仰」のpdf化

 以前の記事で紹介しているように、私は製本された書物を物理的に解体して、スキャンしpdf化し、それをOCR機能により透明テキスト付のファイルにして利用しています。いわゆる「自炊」です。

参考までに大著「石神信仰」のpdf化の作業について報告します。

1 「石神信仰」の解体
「石神信仰」は昭和52年発行ですでに絶版となっていたのでWEB経由で古書店から購入しました。背表紙の厚さが6.5センチあり、布張りで書名は銀箔押しで箱付という造詣的価値すらある「本」です。書棚に飾るにはうってつけです。しかし、利用面からいえば、物的本では私の場合価値が少ないので、心を鬼にして解体しました。
解体の手順は次の通りです。
ア カッターナイフで表紙と本体を分離する。
イ 本体の背に残る糊や当紙を取り、カッターナイフで背に切れ目をいれて、本体を厚さ1センチ程度の部分(7つの部分)に分ける。
ウ 7つの部分を裁断機で裁断して綴じ部分をなくす。(1枚1枚にする)
解体に要した時間は5分程度です。

            解体途中の「石神信仰」

2 「石神信仰」のスキャン
Scansnapという自炊用スキャナーでスキャンしました。自動的にpdf化する設定にしておきました。スキャンにかかった時間は1時間程度です。

3 透明テキスト生成
Adobe Acrobatでpdfファイルを表示し、Adobe AcrobatのOCR機能を使って透明テキストを生成しました。時間は約5時間かかりました。1時間に付き200ページのスピードでした。この工程には時間がかかるので、パソコンの他の利用をしない時間に、パソコンにさせます。
大著「石神信仰」を透明テキスト付きPDFにすることにより、 
ア パソコン読書ができるので、読書の意欲が湧き、能率があがる。
イ 引用、書き込み、抽出などパソコン上でこの本を自由に扱うことでできるので、検討分析作業の効率があがる。
ウ ネットブックなどに入れて外出先でも自由に読み、作業できる。物の大きさや重さから解放される。
ということで、ようやく「石神信仰」が自分のものになりました。

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