2011年4月9日土曜日

ブログ活用法と図書紹介法


テキスト「ジオパークについて」の学習方法の基本は、前の記事「学習方法」で書きました。

さて、ある本を読み出したとします。「入社式を済ませる」で書いたように、歯が欠けそうな難解な本ばかりです。普通に読み出したら、時間がかかります。途中挫折も濃厚です。ですから、ある本の学習にかじりつき、それ極める。そして次の本に進むというプロセスは得策ではないと思います。
そのような活動をブログで情報発信することはやめます。

むしろ、ブログで情報発信することで、自らの学習活動を励ますなり、鼓舞するようにしたいと思います。学習する本についていろいろしゃべっていれば、学習が進むのではないかと思います。口に出したこと、あるいは、書いたことは実現するのではないかと思います。

また、やさしい思考活動からステップを踏んで難しい思考活動に歩を進めたいと思います。確実にステップを進めるために、学習における現在位置の確認や学習課題の把握にこのブログを活用したいと思います。

具体的には、次のような図書紹介記事をこのブログにアップしていくつもりです。
1 学習対象本の下読み紹介
本の表題・目次を確認します。まえがき、あとがき、解説などを通読します。主要記述と思われる部分をところどころ拾い読みします。こうした下読み結果により本を紹介します。
これならどんな本でも出来ますから、入手して読書予定に入っている本は全て記事にできます。

2 学習対象本の表面通読紹介
次のような問題意識を念頭にして、全部読み通します。理解できないところは読み飛ばします。
・この本の主要テーマ(著者が最も言いたいこと)は何か?
・この本が自分の学習に役立つ程度は?(難解すぎる、役立つ、役立たない)
・この本が地域づくりの哲学・思想とどのような関わりがあるのか?(関わりのある章はどこか?)
この表面読みの結果をブログで記事にします。
表面読みの結果、難解すぎて後日の学習に廻す本、当面精読する本、精読しないで捨てる本などに区分することができると思います。また精読する場合に重視する章を見つけておくことができます。

3 学習対象本の精読紹介
私の読書は、本の書評を作ったり、本のテーマそのものの学習をしようとしているのではありません。本の中から、地域づくりの哲学や思想の材料を見つけようとしているのですから、精読の方法も効率的に行うつもりです。次のような視点から学習します。場合によってはその本のある部分だけ精読します。
・地域づくりの哲学・思想と関わりのある著者のキーワードや重要なフレーズを見つける。
・重要なキーワードやフレーズに関する著者の論証とその材料を読み取る。
・著者の論証や材料の確からしさについて考える。
このような学習結果を紹介したいと思います。

以上のように、1冊の本の読書も3回に分けて紹介していきます。そうすることで、ブログ情報発信と学習のテンポをあわせることができると思います。(実際に3回紹介するかどうかは、実際に歩き出さないと判りませんが。)

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