2011年4月8日金曜日

学習方法

            路傍の花

 おかげさまで、「入社式」を経ることで、次の2つがわかりました。

1自分の能力
 自分の能力がある程度客観的にわかりました。私と、テキスト「ジオパークについて」やその背景図書との距離感が実感できました。技術書相手のような正攻法ではだめだということがわかりました。

2自分に欠乏しているもの
 脂肪が体に足りない人が、無性に脂っこい食べ物を求めるように、今の私に地域づくりの哲学や思想が欠乏しているので、それを(体が)求めいていることもわかりました。
 求めているものは、博覧な知識ではなく、自分自身が拠って立つことができる、血肉としての哲学・思想です。それを岩井先生のテキストとその背景図書から自分なりに発見しようとしているのです。

 このようにある程度自分を客観的に見ることができたので、それを踏まえて、これからの学習方法を次のようにすることにしました。

第1段階 馴らし運転期間
 深い思考を伴う活動にすぐに入るのではなく、最初は体(頭)の調子を学習するにふさわしい状況に序序に馴らして行きたいと思います。
 次のような活動をします。
・岩井先生の著書を再読してみる。(「桃源雲情」〔1994年、新公論社〕、「劇場国家にっぽん」〔2004年、新公論社〕)
・テキストに引用されている文章(さらにそれが引用している文章)を入手して読み、参考に出来るように整理する。
・テキストに引用されている図書を入手して拾い読みする。それにより、どのような種類の本であるか確認する。また、どのようにしたらその本を攻略できるか考える。
・哲学・思想用語法がわかる参考図書を入手して活用できるようにする。

第2段階 メイン学習期間
 テキストには次に6章があります。
第1章「和のスピリット」
第2章プラトンの「コーラ」について
第3章田舎の意識改革
第4章空(くう)とジオパーク
第5章「石神信仰」について
第6章新しい文明の原理「共生」
 この6章について、順に次の作業を行います。
・岩井先生(テキスト)が言おうとしていることを要約して、理解する。
・岩井先生(テキスト)が言おうとしていることの論証材料、参考資料である他のテキスト、図書について、その主要な内容を整理理解する。同時に論証材料、参考資料となった記述を確認する。20冊くらいの専門書を読むことになるのでしょうか?

第3段階 発展学習期間
・テキストの6章について岩井先生(テキスト)が言おうとしていることと地域づくりとの具体的関係、意義について考えを深める。
・テキストの6章の相互関係について考える。
・岩井先生(テキスト)が言おうとしていることの論証材料、参考資料となる他の図書を探し、情報を豊富化する。(図書の参考文献を利用するなどする。)

 学習を進める上で、岩井先生や皆様のご指導をいただければ幸いです。
 とにかく、学習を進めてみて、不都合があれば歩きながら修正・補強していくつもりです。
なお、興味が深まれば、寄り道も多いにするかもしれません。
 3ヶ月くらいで何かの区切りをつけられるようにしたいと思っていますが、あまり時間に縛られないで、じっくり楽しむつもりです。

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